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投資信託の選び方で押さえるべきチェック項目

投資信託で大切なのは投資国と投資対象、それらの構成比率=ポートフォリオです。では実際にファンドを探すにはどうしたらよいでしょうか。銀行の窓口で相談するのではなく、ネット証券のスクリーニング機能を使って効率的に探しましょう。投資信託の選び方で押さえるべきチェック項目を見ていきます。

投資信託の選び方にスクリーニング

投資信託の選び方ではポートフォリオに加えて、購入手数料や信託財産留保額といった取引にかかる手数料の大きさを見比べましょう。また、ファンドの規模も重要です。投資信託の選び方は、はじめのうちは純資産額が300億円を下回るファンドは避けたほうが無難。これらを意識してスクリーニング機能を活用します。

投資信託の選び方で押さえるべきチェック項目を見ていきましょう。まずは「基準価額」では過去の推移を確認し、3年または5年の期間でダダ下がりになっていないか確認します。

「決算回数」で毎月分配型の投資信託には投資しないようにしましょう。「投資対象国」は分散投資を考えるときに必要。一つの国に偏らないようにします。「ポートフォリオ」は目論見書で確認。類似するファンドと見比べるときに使います。

投資信託をシャープレシオで選ぶ

「申し込み手数料」では投資信託の手数料がいくらになるか確認。「信託報酬」で報酬率が高いとリターンが少なくなります。「信託財産」では留保額解約したときに控除される金額を確認。「純資産総額」の規模が小さいファンドは値動きが大きくなったり途中で償還されるリスクが高いので注意します。

「トータルリターン」で過去3年でリターンが出ているか確認が必要ですが、リターンが高ければよいというわけではありません。「分配金額」では過去の分配金額がいくらか確認。特別分配金が発生していないか、分配金を再投資した場合とそうでない場合での資産の大きさを確認します。

「シャープレシオ」は投資信託の効率性を調べるのに使用。同じシャープレシオであればリターンが高いほうを選んだほうがよいでしょう。

投資信託の選び方は複数ファンド比較

投資信託のパフォーマンスを表す「シャープレシオ」は、リスク一つに対してどのくらいの収益を上げているかを調べるときに使います。シャープレシオの計算式は概算で「ファンドの収益率÷ファンドのリスク(標準偏差)」です。

シャープレシオは値が大きいほど効率がよいファンドということになります。数値そのものよりも1年ごとに大きく変動していないかチェックしましょう。

なお、投資の世界でリスクと聞くと、投資したお金がなくなってしまうイメージがありますが、実際はリターンの大きさがどのくらい振れるかを表しています。

このように、投資信託の選び方で押さえるべきチェック項目はたくさんあります。すべて暗記する必要はありませんが、複数のファンドを比較するときに見比べられるようにしましょう。

投資信託の選び方で押さえるべきチェック項目
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