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投資信託でリスクを取るブルベアファンドとは?

投資信託を使ってできるだけリスクを取り高いリターンを目標にしたいと思うなら、ブルベアファンドを検討するのも手。ブルベアファンドはそもそも値動きが大きくなるように設計されており、リスクがかなり高く、その分リターンが期待できます。投資信託でリスクの高いブルベアファンドを見ていきましょう。

ブルベアファンドはリスクが大きい

ブルベアファンドのブルとは、下から上に突き上げるイメージで牛の角のこと、ベアとは上から下に切り裂くイメージで熊の手のことをいいます。

たとえば日経平均などのインデックスに対して、ブル2倍と書かれていたら、日経平均上昇幅の2倍、下落幅2倍となるようなファンドです。逆にベア2倍だとしたら、日経平均が上昇するとその幅の2倍分下落し、下落するとその幅の2倍分上昇する。つまり逆に2倍動くファンドです。

ただし、ブルベアファンドはリスクが大きい投資信託で、資金を全額投資なんてことはしてはいけません。ポートフォリオへは40%を上限に、7割を新興国株式インデックス、残り3割をブルベアファンドにするのがよいでしょう。

ブルベアファンドは値動きを予想

ブルベアファンドでは、ブルとベアをそれぞれ同じ数量にすると、理論上は値動きがゼロになりますので、ファンダメンタルズやテクニカルの分析で値動きを予想し、動きそうな方向のファンドを購入するようにしてください。

ブルベアファンドでは「楽天日本株トリプル・ブル」は、トリプル=3倍でリスクが大きい投資信託。このほか「SBI日本株3.7ブル」「野村ブル・ベア セレクト7(米国株スーパーブル7)」などです。

SBIは先物の資産額が総資産の3.7倍になるので、楽天トリプル・ブルよりさらにリスクが高い投資信託。米国株のブルベアに興味があるなら野村のブル・ベアセレクトがあります。また、10%以上損失が出たら損切をするなど、自分なりのルールをあらかじめ決めて、絶対に守るようにしてください。

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