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株取引をネット証券会社で行うときの流れとは?

株取引をするときにチェックすべき情報を集めたら、いよいよ株式投資のスタートです。ただし、株取引を始める前に、まずは仕組みを理解しておくことは大切。資産運用と直接関連しませんが、株取引の仕組みを知っておけば有利に売買できるかもしれません。ネット証券での注文の流れなどを理解しておきます。

株取引はどの証券会社でも同じもの

そもそも株の取引時間は、東京証券取引所(東証)が9時~11時30分と12時30分~15時です。朝の注文は9時ではなく、8時から受付が始まります。

このほか、名古屋証券取引所(名証)が9時~11時30分と12時30分~15時30分、札幌証券取引所(札証)が9時~11時30分と12時30分~15時30分、福岡証券取引所(福証)が9時~11時30分と12時30分~15時30分です。

証券会社を通した株取引の流れは、投資家が証券会社に注文をすると、証券会社が証券取引所に注文取次します。証券取引所で売買が成立すると、約定連絡が証券会社に入り、投資家に約定・受渡されるという流れです。

株を取引するとき、証券会社は取引所に注文を代行して送信するだけです。なので同じ企業の株であれば、どの証券会社経由で買っても同じものが手に入ります。

株取引をネット証券会社で行う手順

ネット証券で実際に株取引する手順をSBI証券を例にして見ていきましょう。まずは購入したい企業名や銘柄コードで検索します。株の取引画面を開き、購入したい株の企業名を入力。するとその企業の株の注文画面が開きます。

ここで購入したい数量と価格を入力します。「成行」の場合は今の価格ですぐに取引が約定(確定すること)しますが、買い注文の場合だと拘束される金額が大きくなるので価格を指定する「指値」で注文しましょう。

注文を行ったら、「注文履歴」を開きます。すると注文した株が約定したのかしていないのか、した場合はいくらで約定したのかが一目で確認できます。

なお、会社の業績がよくて株価が高くなりすぎたときなどは「分割」、成績が悪くなり株価が低くなってしまったときは「併合」という操作が行われることがあります。分割や併合では株数で損することはありません。

分割の場合は、株数が増える代わりに1株当たりの価格が下がります。価格が低いほうがより多くの投資家が投資してくれるので、知名度向上に貢献できます。

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