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株取引をするときにチェックするべき情報は3つ

証券会社の口座開設が完了し、株取引を始めようとしたとして、いったい何から始めればいいのでしょうか。まずは「株がどういうものでどのような流れで取引されているのか」「株取引をするときに必要な情報と情報の取り方」の2つをおさえておきましょう。株式投資をこれから始めるための基礎知識を見ていきます。

株には配当金を受け取る権利と議決権

どのような流れで株が取引されているかは資産運用とは関係ありませんが、仕組みを知っておくことで、有利に取引ができるようになります。ちなみに金融の世界で働くプロも、得ている情報は意外と一般の人と同じです。

そもそも株とはどういうものでしょうか。株とはビジネスを行う企業がお金を集めるときに発行する「権利のカタマリ」のことです。現在では証券取引所に上場している企業の株は電子化されていますが、昔は紙で発行されていました。

ビジネスを行う企業が株を発行し、投資家がお金を会社に渡します。株には配当金を受け取る権利と会社の議決権があります。会社の決めごとに口出しし、利益を受け取る権利があるということです。また、証券取引所で取引できる株を上場株式といいます。

株取引をするときにチェックする情報

株取引をするときにチェックする情報は大きく3つ。まずは「会社の業績」と、株がどのくらいの量取引されているかの「売買の状況」、その会社に関して報道されている「ニュース」をチェックしましょう。

会社の業績を表すには、会計の状況を確認する必要があります。それを「財務諸表」といい、上場企業の場合はホームページや、会社四季報という企業の情報資料を確認します。会社の業績は有価証券報告書が一番詳しく、売り上げや資産の状況を時系列で調べることが重要です。

売買の状況もネット上で十分確認できます。「Yahoo!ファイナンス(https://finance.yahoo.co.jp/)」で企業名や銘柄コード(4桁の数字)を入力して、無料で株価の推移と取引量をチェックします。

会社のニュースはネット上の新聞社のサイトで確認可能。企業の業績の良し悪しよりは、業界の流れなどの「今後どのような影響が出そうか」を意識して、業界やその企業のトレンドをチェックしましょう。

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