NISAで株主優待を狙って取引するのは大間違い

NISAで株主優待を狙って取引するのは大間違い NISA

「株主優待を狙ってNISA口座で取引しましょう」というのは初心者にわかりやすい謳い文句ですが、株主優待は実は課税対象になります。NISA口座に入れていたとしても課税対象になってしまうのです。くれぐれも株主優待の魅力だけで投資しないでください。NISAと株主優待の関係についてみていきましょう。

NISAは株主優待の魅力で選ばない

株主優待の税の取り扱いは、会社が利益処分とした場合は「配当所得」、会社が利益処分としない場合は「雑所得」となります。NISA口座だとしても、株主優待が年間20万円を超える場合は確定申告が必要なのです。

実は、株主優待とNISAは無関係。NISA投資ではバリュー株または高配当株の中でたまたま株主優待がよいものであればいいのですが、そうでなければNISA口座ではなく課税口座での取引で十分です。参考までに、4月~6月決算で株主優待が魅力の銘柄を一覧でまとめておきます。

銘柄コード6630の「ヤーマン」は100株で13,000円相当、500株以上で46,000円相当の自社商品がもらえます。銘柄コード2198の「アイ・ケイ・ケイ」は、100株で1,500円相当、1,000株で3,000円相当、5,000株以上で5,000円相当の特選菓子。他に、100株以上でレストランの食事優待券3枚がもらえます。

自社店舗で利用できる株主優待券

銘柄コード1383の「ベルグアース」は100株以上で4,000円相当の千葉県産または熊本県産メロンまたは1,000円分のQUOカード。銘柄コード8079の「正栄食品工業」は100株以上で菓子類など自社製品詰め合わせ。加えて、通販カタログ掲載商品50%割引券を、500株で1枚、1,000株で2枚、3,000株で3枚、5,000株以上で5枚です。

銘柄コード2792の「ハニーズ」は全国の自社店舗で利用できる500円分の株主優待券を、10株で1枚、50株で2枚、100株で6枚、1,000株以上で12枚。銘柄コード7921の「宝印刷」は3年未満保有の株主の場合、100株以上で1,500円相当、2,000株以上で3,000円相当の「選べるギフト」。3年以上保有の株主の場合、100株以上で2,000円相当、2,000株以上で3,500円相当の「選べるギフト」がもらえます。

銘柄コード3892の「岡山製紙」は100株以上で1,000円分のQUOカード。銘柄コード3297の「東武住販」は100株以上で1,000円相当の下関市ゆかりの商品です。銘柄コード2698の「キャンドゥ」は100株以上で、キャンドゥ各店舗で利用できる100円+消費税分の株主優待券を20枚もらえます。

銘柄コード3201の「ニッケ」は100株以上で500円分のQUOカード。ほかに、株主優待カタログで使用できる優待割引券を1,000株で3,000円分、5,000株で5,000円分、1万株以上で1万円分(5月のみ)です。

提携の飲食店舗で利用可能な優待券

銘柄コード3197の「すかいらーく」は自社グループ店舗で使える優待券を、100株で3,000円分、300株で9,000円分(6月)・11,000円分(12月)、500株で15,000円分(6月)・18,000円(12月)、1,000株以上で33,000円分(6月)・36,000円分(12月)もらえます。

銘柄コード8912の「エリアクエスト」は今期から優待新設。100株以上で提携の飲食店舗などで利用可能な2,000円相当の優待券、または1,000円分のQUOカード。銘柄コード7962の「キングジム」は100株で2,500円相当、1,000株以上で5,000円相当の自社グループ会社商品がもらえます。

銘柄コード5959の「岡部」は100株で500円分、1000株で1,000円分、5,000株以上で2,000円分のQUOカード。銘柄コード9612の「ラックランド」は100株以上で3,000円相当の宮城県の特産品(6種類から選択)です。

銘柄コード2702の「日本マクドナルドホールディングス」は優待食事券の冊子を100株で1冊、300株で3冊、500株以上で5冊(1冊にバーガー類、サイドメニュー、ドリンクの商品引換券が各6枚)となっています。