iDeCoは年金と違って開始年齢が遅れたりしない

iDeCoは年金と違って開始年齢が遅れたりしない iDeCo

老後に必要なお金をできるだけ用意したいと考えたとき、株式や投資信託などの金融商品を持っておくのも一つの手。一方で、節税しながら自分専用の年金資産を作れる制度を使ってみることも大切です。「iDeCo」とはまさにそのような制度。iDeCoを始める前に知っておきたい基礎知識を紹介しましょう。

iDeCoは個人型の確定拠出年金のこと

「iDeCo」は毎月一定の掛金を支払い、運用する商品は自分で決められるので、国民年金や厚生年金と異なり、受け取り開始年齢が遅れたり、金額が減額されたりすることは基本的にありません。

しかし、制度の内容が少し複雑なので、まずはiDeCoとはどういうものなのか概要を理解し、どのような特徴があるかポイントを整理しておきましょう。

まずはiDeCoと年金の違いから見ていきます。年金は大きく2つに分類可能。「確定給付年金」と「確定拠出年金」です。確定給付年金は、将来給付してもらえる年金の額が決まっています。具体的には国民年金や厚生年金、企業年金などです。

「確定拠出年金」は、毎月支払掛金の額を決めて自分で運用します。掛金を出すことを拠出といいます。確定拠出年金はさらに企業型と個人型に分かれ、個人型のことをiDeCoというのです。

iDeCoは運用で年金支給額が決まる

確定拠出年金の企業型とiDeCo(個人型)の違いは、企業型は掛金を拠出するのは企業で、勤続3年以上でないと受給権がもらえません。また、投資する商品は従業員が決めます。

一方のiDeCoの場合、掛金を拠出するのは加入者(個人)本人で、拠出時点で受給権がもらえる仕組み。投資する商品は自分で決めます。

iDeCoを始めるには銀行や証券会社などで専用口座を開設しなければなりません。iDeCoでは、運営管理機関と呼ばれています。毎月掛金を銀行口座引き落としで支払っていき、60歳になったら一括または分割で受け取ることが可能になっています。受け取れる金額は運用商品によって増減します。

具体的には、金融機関でiDeCo専用の口座を開設し、そこで投資する商品と割合を決定。将来受け取れる金額は決まっておらず、加入時からの運用結果で年金の支給額が決まります。